子供服を縫う計画がありません

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講座は子供服を教材にしています。

「子供たちは大きくなったし、大人の服しか縫う作りがないんですが?」

という質問をいただきます。

 

私は婦人服のアパレルを専門としているので、逆に子供服は詳しくありません。

大人の既製服の作り方を教えるのに、縫う距離の問題で大人の服は迷路に陥りやすいため、子供服を教材にすることにしました。

 

ミシンと自分の間にムービーカメラを挟んで撮影するのや、再生時間を早回しすることで情報が失われることを良しとしません。

回数を多くお渡しするのも、消化しやすいように小分けにする目的があるからです。

 

洋裁の縫う作業に、大人服と子供服のサイズの違いがどのように関係するか

大人服の方が難しいと感じられた方は、間違いです。

大人の大きさよりも、子供服の方がずっと難しく、赤ちゃんサイズは私であっても泣くほど難しいものです。

 

被り分量がきっちり入っていないと、子供の小さいパーツは曲線の角度が強いので、反発が誤魔化せないからです。

 

「アウトポケットなら、私でも縫えます」

あなたはそう思っていますか?

 

私は職業で縫う道を選んで、30年も過ぎ、先輩ともよく話しをする話題です。

 

アウトポケットほど難しいものはない

シンプルで飾り気のないものほど、難しく腕が際立ってしまうものです。

 

紳士服のジャケットで、ハンカチーフを入れる胸ポケットありますね?
きざな人がバラを挿すあのポケットです。

 

ポケットの中で、あれが一番簡単です。

 

講座でなぜ、240回が過ぎても教えてないか?

 

箱ポケットは切り込みを身頃に大胆に入れてしまうので、接着芯の貼り方、切り込みの入れ方、身頃への印の仕方など、基礎がないと危ないからです。

もちろん、スカートの次に最初に教えたいポケットは箱ポケットです^^

 

洋裁の本格的な縫い方を教えます

教えるサイズが子供服なだけで、本格的な縫い方を教えています。

シンプルなものが縫えればデザイン性のあるものは徐々に自分で縫えるようになります。

 

基礎がしっかりすれば、後は独学でもやれる可能性が拓けます。

基礎をおざなりにして、いきなりドレスのパターンを買っても、スカイツリーを砂漠に建てようとするようなものです。

 

基盤工事の何たるかも知らず、建物を建てる費用をつぎ込んでも、リスクが増えるだけです。

基礎の知識を得る投資をどうか自分に与えてあげて欲しいと願っております。

 

 

 

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