型紙をあっという間に写して、縫い代のカーブも滑らかに書く方法

洋裁を自宅で学べる「ずぼらでパリコレ」オンライン講座とは

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こんにちは。 「ずぼらでパリコレ」洋裁が自宅で学べる1年講座の小川タカコです。

前回は「型紙をあっという間にシャープに写し取る方法」で、型紙をカーボンで写すと良いんだよというお話をしました。
今回は実際にやってみよう!ということです。

型紙を写すのに、出なくなったボールペンでカーボンを下に敷いて写し取る

型紙を写す際に、カーボンは濃くはっきり出ますが、ポールペンの筆圧の強さが必要です。

インクでなぞる必要はないので、出なくなったボールペンを使うと、型紙の元が汚れないです。

ペン跡でどれを使ったかわかる程度で、その後 次のものを作る時に妨げにならない良さもあります。

型紙を写す道具

型紙は輪の部分も広げて作る

輪にして裁断するという図が、あちこちに溢れて方法として紹介されています。

しかし、輪にした状態での裁断は、プロは絶対にやりません

何故ならズレるからです。

生地は柔軟でしなやかな素材です。
柔軟だということは、動きやすい性格を持っています。

動いてしまう生地を輪に畳み、ズラさないように神経を使っても、縦に真っすぐ折るのも大変ですし、横方向にも完全に水平を保つのも苦労ばかりです。

紙を広げた状態を使う方が安全で危険が少ないから、輪にして裁断は禁断とされています。

めんどうな事は、型紙の上で紙と鉛筆で終わらせるメリット

  • 布は単純に切り取るだけなので作業が早い
  • ズレがないから仕上がりが美しくなる。
  • 縫い代を平行につけるから、縫う先で起きるトラブルが格段に減らせる
  • 縫い代の確認も確実に出来る

型紙を広げて作り、縦と横に整えた生地にそっと乗せて、裁断することで形通りに切ることが出来ます。

メリットの部分は言葉に尽くせないほどたくさんあります。

《輪にして裁断するデメリット》

  • どうやっても中心線に縦が通らない
  • 2枚をずらさないように神経を使う

 

  • 大きい紙がない、または大きな紙をいじるのが面倒
  • 保存するときに場所を取る
  • 拡げる時に音が大きくしがちだ
  • 作業スペースが狭い

大きい紙でパターンを作るとき、私もこんな気持ちになります…。

しんどさ、面倒くささはあれども、裁断の仕上がりは1枚で切ったものと輪で切ったものとでは格段に差があり

輪裁ちは危険な要素が多く、失敗した時が怖いので、リスクを考えると怖くてできないです。

 

型紙を輪で作る対策方法

とはいえ、

型紙を大きなのを輪で作るのって、どうやったら…?

大きな紙に半分の型紙を写しても、反対側はどうやって写すのか?

次回の記事で説明しますが、ベストな働きをするのが、出なくなったボールペンです。

大きく左右を作るし、輪にするものは横に長いので、いい加減に作業をすると、

平行に取るはずが、左と右で何センチもとズレていく、負のスパイラルに入りってしまうことも…

服は歪んで裁断すると、仕上がってから歪んだ分だけ、形で表現することもあるので、油断大敵です。

型紙のカーブを上手に回転させる方法

写したいカーブに交差する方眼定規を、1点決めます。その点に対し、左右の方眼の隙間が平均になる直角の場所を順繰りにたどって、ペンにあてて写し取っていきます。

カーブに対し直角はおかしい言葉ではないか?と思われるかもしれないですが、方眼の線の左右がカーブに対し均等になっている場所にすることで、直角位置に出来ます。

縫い代付けをするにも、その線に対し直角であることを大事にする考え方が、型紙の時の思考で、このような時にも直角という言い方をします。

 

例えば、「合印が合わなくて‥」という時にも

「その合印、出来上がり線の直角に印してある?」というように使われます。

縫い代の端3mmくらいに、切り込みを入れて合印にするのを、ノッチと呼びます。
ノッチの切り込みの角度の1cm延長した場所が、正しい合印の場所になります。

合印が直角に入ってないと、合印そのものがズレてしまうので、「直角に合印付けても合わない?」という確認になるわけです。

 

最初は直角の位置が良くわからないかもですが、とにかく方眼でやってみてください。

感覚をつかめば、それほど難しくありません。やり慣れないうちは、点でつないでいくのでも構わないので、とにかく方眼定規とカーブの曲線が直角になる位置を、印します。

 

書きやすさに特化した紙とボールペン、鉛筆、シャーペンなので、布に言うこと聞かせるよりは全然楽ですので、練習してみてください。
得ることが多いはずです。

  • 定規の真ん中位を使う。
  • 方眼定規の端の方になると、回転性が一気に失われる
  • 左手の左右に同じ長さの方眼定規が来る中心に近いところを持つ
  • 速度をあげず、丁寧に動かす
  • 方眼定規の線とカーブを直角にする。

方眼とカーブの書く場所を直角にして、常に確認すると上手くいきます。

縫い代付け(型紙の縫い代を正確につけることを、「縫い代付け」と呼びます)にも必要な感覚なので、是非覚えてください。

少しこの辺は難しいかもしれないので、もう一回おさらいをしますね。

動画を観て、こういうもんなのか。

定規って回転させて写す方法があるのか。

その辺をざっくり把握してください。

型紙には縫い代を平行に付けるためだけではなく、先を見越した意味を持たせる

スカートの裾で縫い代をあげたら、ものすごく余っちゃった

スカートの脇縫いの裾の角が、ガクっと角ばってしまった

そんな悩みが出やすいのは、型紙を処理してないからです

  1. 型紙を突き合わせる
  2. 型紙の縫い代を考えて、増やす、減らすを考える

そういう、先を見越した考え方がないと、後からでは苦労が何倍にもなって、出来上がりまでおかしくなります

型紙で処理することというのは、縫い代を出来上がった形にして、必要分を足し算、引き算することです。

以上、型紙のカーブの写し方終わります。

 

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