地の目だけでなく、生地の織り糸の方向を意識しないと自損事故に

地の目を通す

洋裁を自宅で学べる「ずぼらでパリコレ」オンライン講座とは

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服を作る時に、地の目しか気にせず自損事故起こしていませんか?

洋裁が自宅で学べる一年講座 ずぼらでもパリコレ 小川タカコです。

服やミシンで作品を作るときに

地の目や織り糸を意識せず裁断すると、ミシンでもアイロンでも苦労する自損事故になる

という点を取り上げ、動画解説も入れて記事にしました。

この記事で書いてある事
  • 服服を作るためにも、ミシンを思い通りに動かせるようになる
  • 子供服にも個性が光るものを欲しがるのは、当たり前の欲求
  • 生地の縦と横の織り糸を直角に整える意味
  • 地の目を通すとは? 生地の縦と横の織り糸を通すこと
  • 輪にして裁断する危険。自損事故について
  • 織り糸を意識して縫うと得られること
  • 生地は完成された形から、”裁断されて不安定にさせられていると理解する”こと
  • 服を作るのも、結果の出しやすいコツを覚えれば時短が可能
  • 動画解説 地の目を通すために横糸を抜くときのコツ

服を作るためにも、ミシンを思い通りに動かせるようになる

縫うことに慣れていない人、ナヤミちゃんです。

ナヤミ
  • 「何が分からかないかもわからないし、どういう原因でそうなるのかもわからない」
  • 「ミシンが勝手にそうさせているから、思ってもない形になってしまった」

ナーバスな状況に陥ってしまうと、悲しくてダメージを感じますよね。
本やネットの情報を見てやったのに、どーして?と思う気持ちも切ないです。

仕方なくデザインを変えざるを得ないとか、完成させることさえもおぼつかなくなったりも…。
服を作る工程は長く、苦手な場所も出てきますから、迷走の挙句、できないーーー!となってしまうことが少なくありません。

お子さんがいる、仕事をしている、家事や育児で忙しい…

あなたの抱えている環境は、物を作るのに好きなだけ時間を使っていいわけではありません。

時間は常にタイトで、やらなければらない事柄で溢れています。

子供服といえども明きの作り方を学ばなければ、デザインの手作り感から抜け出せない

洋服は、頭や肩、お尻が通らないと着れないくせに、

その開いた部分を閉じなければずり落ちてしまうという、

普遍的に作るのが面倒で、苦労する状況があります。

ミシンや服作りが大好きで、チャッチャと作ってしまいたいチャコちゃんです。

チャコ
  • 衿ぐりやウエストをゴムにする
  • ストレッチのあるカットソーだけ

それほど苦労しないで作れるものはありますが、デザインに限界がきてしまいます。

また明きの始末を覚えない限り、

《趣味レベルの手作り感》からは、決して抜け出せないと言っても過言ではありません。

子供服にも個性が光るものを欲しがるのは、当たり前の欲求

手作り感から卒業して、自分の好きなデザインに挑めるようになったヌエルちゃんです。

ヌエル
  • もっと可愛く自分らしく
  • もっとおしゃれで個性豊かに
ハンドメイドにも、クォリティーの高さを求められる時代になっています。

あなたが労力を対価で払って、わざわざ寝る時間を惜しんでまで、縫う必要があるのか?という

根本的な問題に振り回されてしまうかもしれません。

 

身にまとう服としての機能だけでしたら、安いもので充分に間に合わせられますし、縫う労力がペイできなかったりしてしまいますよね。

しかし。

クオリティーの高いものを着たい要求は、

情報過多の今の時代

大人であろうと子供であろうと、完成度の高さを求める変わらない実情もあります。

安くて品質が良くても、それだけでは満足感を得られない。

着用する子供にとっても、子供に着せてあげる大人にとっても、

誰もが着ている、お馴染みの安い大衆向けの洋服を、常に身に纏うことを多かれ少なかれ、受け入れ難いところありませんか?

個の大切さが、重視される今の時代です。

可愛いファッションを着せてあげて発信したり

もしくは没個性の服に腕を通す時に、どこかやるせない気持ちがモヤっとする…

心のどこかで、そう感じていませんか?

または、全力でうなづいている、あなた。

キメる時のファッションからでも、日常の一枚からでも、
自分らしさを活かせる、色や素材感をチョイスして、より輝かせる服を創ってみませんか?

ナヤミ
明きがあるとか、デザインの凝ったものを縫うなんて、私には無理!

そんなに反射的に拒否しないで、もう少し話を聞いてください。

生地の縦と横の織り糸を直角に整える意味

可愛くて素敵な服を縫うためには、確かに練習あるのみです。

その裁断の方法、縫い方の情報は正しいのでしょうか?

あなたの作品が形になりにくい原因になっているかもしれません

ここで見落としていけないこと、大事なことがあります。

練習をいかに繰り返しても、生地の性質を理解して、上達のための何を練習するのかが分かってないと

丁寧に取り組んだことが実は

  • やらなくていい事、
  • もしくはやってはいけない作業をしていた
  • しっかり積み上げねばならないことを知らないために、全くできていない

このような、

作るための対策と原因
対策をせずに、原因を知らずにいるから
あなたの真剣な取り組みが、真剣であるほど、無駄に苦労しているがあります。

つまり

あなたのやっている作業が
真剣であっても結果的に、あなたを苦しめている原因になってしまっているかもしれません。

生地の言い分は生地に聞かないと、生地が反乱をすることも

生地は生地が素直になるやり方で形にしてあげないと、

あなたがどんなに一生懸命やっていても、

生地からしたら完全な的外れで、生地に負担がかかってしまうのです。

建築物が斜めに建てたら崩れてしまう原理は、重力が作用するからですよね。
無重力なら、斜めでも逆さでも、何ら問題はありません。

生地には重力の他にも、引っ張るものがあります。
織り糸の強さ、たわみなど、生地の性格で引っ張られる力が存在しています。

その生地独特のクセがあるので、一概には言えないところが難しいところですが、生地には生地の言い分があるのです。

形にするときに生地の言い分を無視したら、生地は元に戻ろうとして暴れて、形になりにくいのです。
今風に言うと、”やさぐれる”というのでしょうか。

無理やり窮屈なところに閉じ込められたり、ねじってくっ付けられたら、剥がれようと暴れてしまう。
つまり、生地の素行が悪くならないようにするために、何をするのかを考えてあげると良いのです。

 

地の目を通すとは? 生地の縦と横の織り糸を通すこと

生地には縦と横があって、縦と横の意味は、方向を示しているだけではありません。

縦は生地の長い辺のほうのことです。

3メートルの生地を買ったら、3メートルあるのが縦です。

縦の端に、耳がありますね。
堅いギュッと詰まった生地の端っこがあって、引っ張ってもほどけないのが耳です。
下の画像では、耳が白くなっています。

生地屋さんで1メーターくださいとお願いすると、切ってくれる側がありますよね?

拡げてみると斜めだったり、ゆがんでいたり、切った時のいびつさがあって、端っこをいじると、ほつれてくる。
これが横です。下の画像のブルーのラインです。

ブルーは傾けて斜めにしたのではなく、横の織り糸に重なるようにラインを引いたら、このようになります。

生地 生地

↑拡大しました。

ほんのちょっとの幅しかないですが、織り糸を数えると、17本です。
角の耳のところに1、2本あるのも確認できます。

ここを無視して作ったらだめだよ、ということです。

生地
上の画像は、横の糸をほぐして地の目を通す時に撮影したものです。

この様に縦糸と横糸が直角になって、生地がゆったりしている状態を、作品のどの場所でも保てるように作ることが、重大で絶対に欠かせない必要最大級な条件です。

地の目を通すという意味は、織り糸を通すと言ったほうが、伝わりやすいかもしれません。

地の目を通すとは
  • 縦の織り糸が上から下まで通っていること
  • 横の織り糸が縦の織り糸に対して直角になっていること

この2つの状態を保ってあげると、生地はとても縫いやすくなります。

地の目を通さないと、生地は元に戻りたがってシワやぐにゃっとした雰囲気が出る

生地の縦と横があるのを知っているだけでは、服は上手に作れません。

あなたはリスクを最初から背負っていませんか?
生地の織り糸を無視すると、リスクが大きくなるだけ

なぜなら生地は、
縦と横の織り糸が、形に影響するため、いい加減に裁断されたら、ぐにゃっとした出来上がりにしかならないからです。

もうちょっと言い方を変えましょう。

生地は、縦と横を真っすぐにしないで、ゆがんで裁断したことを、完成した服になってからシワになります。

あなたが裁断するときに、生地の縦と横を、方向としてしか意識せず
織り糸を整えることを、それなりにしか気にしてないとしたら…。

あなたの作品は、どんなに丁寧に作っても、
ゆがんでしまう運命でしかありません。

服も建物のような感覚で、とらえて考えると地の目の役割がわかる

地面を平らにせずに、石や凸凹をならしただけで家を建てますか?

平らな石を斜めの地べたに置いて、そのまま柱を建てたら、垂直になるでしょうか?

棚も一緒ですね。
長さをキッチリそろえて、棚を水平に作るためのノウハウがあります。

出来上がった棚には、丸いボールも転がらず置けますよね。

何故でしょう?

もしも、木材をカットするのに、同じ長さで揃えてなかったら、棚ができますか?

そもそもゆがんだ木材で、あなたは棚を作ろうとするでしょうか?

ましてや、ならしただけの地面に家を建てて、基盤がなくても、床が水平になり、壁が垂直になるでしょうか?

 

長さや基礎をどうしたかも大事ですが、家も棚も、水平器で細かく水平になっているか、確認しながら造られます。

この大事な役割を果たす、水平器の役割をするのが

洋裁では《地の目》に当たります

地の目を通すと、工程が進んで難しくなった時に、迷子になりません。

 

輪にして裁断する危険。自損事故について

裁断

服を縫う上でも欠かせないのは、自損事故を無くすことです。

生地の縦も横も気にせずに裁断したら、じつに形にしにくいものが出来てしまいます。
上の輪を型紙で作り、生地を一枚で裁断する方法は、その最たるものです。

プロは決して輪で裁断しません。
中央を織り糸を通して折り、横を完全に真横に通すなんて、輪に折ったら出来ません。

でも型紙を輪で作って、左右対称の型紙にして裁断すれば、自損事故が極端に減らせます。

裁断

重ねて裁断するときは、横糸を上下とも裾でそろえて、2枚(もっと多くても可能)など複数枚を重ねて裁断します。
縦と横を、平行に垂直に整えてあれば、重ねて裁断しても自損事故は起こりにくくなります。

裁断を絶対完璧に行うことは出来ないので、型紙や縫い代で出来る限り、裁断のカバーをする下準備をすると良いのです。

 

織り糸を意識して縫うと得られること

服はデザインで決まるから、生地の”地の目(織り糸に沿うこと)”はそれほど神経を使ってなくて、あまり気にしていないという人が多くいると思います。

でも、ちょっと考えてみてください。

あなたは優先順位を間違えている

裁断がいい加減だったのを、ミシンやアイロンの工程でカバーする

あなたは、その裁断のカバーもしなければならない、

ミシンやアイロン作業したいですか?

すごく厄介そうだと思いません?

プロがやっても、”裁断のミスをミシンの作業で補う”のは、ものすごく苦しいものです。

はっきり言えば、

裁断の失敗
裁断でミスした作品は、ほとんどの場合、失敗作します。

裁断のゆがみで起きるトラブルは、最初に避けることが出来ることをしなかったためですから、自損事故です。

自損事故の起きる割合は、作品の大きさに関係ありません。

つまり、子供服でもハンドメイドの小さなものでも、大人服でも同じです。

ゆがみは、必ず作品に現れます。

生地は縦と横の織り糸で構成され、さらに重力に引っ張られる、非常に不安定な素材です。

木で作る家が、棚が、

きちんと建つために、木の方向と、水平さと垂直さを何よりも大事にされているのと同じように

いえ、板よりも柔軟で動きがある生地だからこそ、垂直であり水平であることが、何よりも基準になります。

木よりも柔らかく、斜めにするとずるずる伸びる生地の性質をいかに上手く利用して

作業時間を短縮し、美しい形を作り上げるのかが、キモ

になってくるわけです。

 

生地は完成された形から、”裁断されて不安定にさせられていると理解する”こと

縫うということは、

織られて完成された安定した状態にある生地をぶち壊して、不安定な状態にするということに他なりません。

生地は耳があって安定しています。

つまり、耳から切り離(裁断)して縫うことは、生地にとって、とても不安定な状態になるということなんです。

ここを生地を、紙と同じ扱いで考えるから、自損事故が起きてしまい、難しくなった時にどう縫っていいのかわからなくなってしまうのです。

  • 不安定さが大きければ大きいほど、
  • ゆがみが有ればあるほど、

作品作りはより困難になり、作業をするあなたに苦しみを与えます

生地の性質を理解することは、少し大変でも、覚えてしまったほうが

その後は作れるものが一気に増えるので、ずっと楽しいミシンLifeが送れます。

 

服を作るのも、結果の出しやすいコツを覚えれば時短が可能

様々な生地の性質を縫ってきた経験者は、本当に少数です。

薄いもの、分厚いもの、コットン、化繊、ボトム、ペラペラの生地など。
分野が違うと、縫うことが出来ないし、ミシンの針調子も変えなければなりません。

デニム(ジーンズ)は分厚くて、薄物を縫うミシンでは、太刀打ちできません。

私は透けるほどの極薄い物から、通常の厚みの婦人服が専門です。
固いデニム系のもの、ニットなどはほとんど縫いません。

デニムと同じ30番糸を使ったステッチを施すものも、数多く縫ってきました。

季節と真逆のものを30年間縫ってきて、パリコレのショー用や東京コレクションのショーなどに出す作品も手掛け、実に様々な生地を扱ってきました。

そして、一番大事なソースは、私が超絶的な面倒くさがり屋であることです。

コツとは編み出すものです。
どうにもならない状況が、脳みそを絞りぬいて、実践で生きたコツを生み出させます。

でも、それ以上に私が生み出したコツには、必ず付加したものがあります。
絶対に失敗しない、再現性の高さです。

縫う時間も、成果で考えたいのです。

再現性の高い縫い方
  • 如何に合理的に、
  • 実践で必ず効果が出るもので、
  • 再現を絶対的に、確実化させるのか

この部分に特化して、仕事をしてきました。

再現性の高さと、隙間時間で習える両面で、一気に上達させる動画解説

あなたには、縫うための方法というだけではなく、完成を正しく生み出せる、
”良質で結果を出しやすいコツ”を習得して欲しいと心から願っております。

私の動画解説では、あなたが初心者で経験が足りなくても、再現しやすいように解説しました。

  • ミシンを縫うときの手つき
  • どこに注意して縫うのか
  • そして何を目的としてその時に作業するのか

作業の根本的に必要な情報が、詳しく解説されています。

インスタグラムやFacebookで既に私の動画で、失敗するのはこういう手つきだからだと、観てくださって理解していただいた方々も多いですが、講座ではもっと時間をかけ掘り下げました。

365回講座の目的
  • どうして、何が失敗に至ってしまうのかを、動画解説の主軸
  • 失敗しない縫い方と、失敗した時のリカバリーについて、多くの時間で解説

キレイな縫い方だけでは縫えない理由を、私は知っているからです。

どうぞあなたの時間を大切に使うためにも、正しい情報で素敵な作品をたくさん創っていただけたらと願っております。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
動画から得るものが少しでも多いことを祈っております。

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