ローン地獄からはじまった、ぶきっちょソーイング人生。
23歳、アイロンの蒸気とともに夢を立ち上げたあの日の話。
こんにちは、「ぶきっちょでもパリコレ」洋裁講師の小川タカコです。
23歳のとき、私は思い切って洋裁で起業しました。
頼れるのは、ロックミシン・工業用ミシン・点滴式の蒸気アイロン━水の入ったボトルを天井にくっつけ、ポタポタと水を落としながら蒸気を発生させる本格派。
月7万円のローンを払いながら、スタートは新婚生活と借金生活の同時進行という波乱ぶりでした。
でも、どうしても諦めたくなかったんです。
求人誌「とらばーゆ」で気になる会社を見つけては、片っ端から電話で営業。
「サンプル縫わせていただけませんか?」とひたすらお願いし続けていたあの頃の私に、今なら「よくやった」と言いたい。
当然、機材を揃えるにはお金がかかります。
起業と同時に背負ったローンは、毎月7万円。
まだ新婚だった私は、ローン返済に追われる生活から結婚生活がスタートしました。
「なんて嫁だ……!」
そんなセリフが聞こえてきそうですが、それでも私は、夢をあきらめたくなかったんです。

求人誌「とらばーゆ」を武器に、片っ端から電話。
当時はネットで簡単に情報を探せる時代ではありませんでした。
私が頼ったのは、求人情報誌「とらばーゆ」。



会社の業種や規模、作っている服のジャンルなどを見ながら、私はオフィスカジュアル系のブランドに目をつけました。
「ここで、サンプルを縫いたい!」そう思った私は、求人が出ていようがいまいがおかまいなし。片っ端から電話をかけていきました。
「御社でサンプル縫製のお仕事、やらせてもらえませんか?」
もちろん、向こうは驚きます。
「えっ?うち、今サンプル縫いの求人出してましたっけ……?」と戸惑う方も少なくありません。

それでも私は話し続けました。
自分のスキル、やる気、ぶきっちょでもやり抜く姿勢。
求人がなくても、誰かが“面白そうだな”と思ってくれたら、それで突破口が開けるかもしれない――そんな思いで。
今、「伝える側」に立つ意味。
あれから年月が経ち、今では多くの方に洋裁を伝える立場になりました。
不器用だからこそ、工夫する知恵。
下手だからこそ、怖がらず聞ける強み。
ぶきっちょでもできたんだから、あなたにも絶対できる。
オンライン講座では、その思いを詰め込んで、しつけ縫いとミシンを組み合わせた「縫い直さないソーイング」の方法をお伝えしています。
そして今、さらに一歩。
オンラインだけでは伝えきれないことを、リアルの場で直接届けたい。
西日暮里の「アトリエティアン」で、リアル講座の準備が着々と進んでいます。
ミシン音のリズム、布の感触、ちょっとした「これがコツなんです」を、目の前で。
まもなく、そんな時間を皆さんと共有できる予定です。
【オンライン講座のここがすごい】
- 個別指導のような丁寧な動画とフォロー体制
- 実際の失敗やトラブルを例にした具体的な解説
- 時間も場所も選ばず、自宅がアトリエに
全国どこにいても「自分のペース」で学べて、しかも「しっかり身につく」。それが、当店のオンライン講座が支持されている理由です。
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👉 https://nuitai.site/
【朗報!西日暮里でリアル教室が現実味を帯びてきました】
「やっぱりリアルで習いたい!」
そんなご要望にお応えし、現在 西日暮里・アトリエティアンのアトリエで教室開催の準備を進行中。
実際に手を動かしながらのレッスンは、オンラインとはまた違う楽しさ。
生地に触れ、声を聞き、リアルな“気づき”がたくさん生まれます。
(東京観光ついでにもぜひどうぞ!)
【「好き」からはじまる“ソーイングマジック”をあなたにも】
生地選びのワクワク、ポケットのディテールで悩む時間、
そして何より、自分で作った一着を着る誇らしさ。
ぶきっちょさんこそ、ソーイングの楽しさに出会ってほしい。
その想いを胸に、今日もオンライン講座でお届けしています。
これからは西日暮里でも、皆さんと直接お会いできる日を夢見て。
📍西日暮里アトリエティアン教室 計画中
🚃 JR西日暮里駅より徒歩3分
📲 詳細は随時当HPやInstagramで発信予定です
👉 https://atelier-tien.com
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