こんにちは。「ずぼらでパリコレ」洋裁が自宅で学べる365回講座の小川タカコです。
見て盗むとは、職人になった人は必ず先輩や上司から耳にタコができるほど聞かされる言葉です。
しかし、今どき修業で数十年もかける時代ではないですよね。
洋裁も情報だということに付いて記事にまとめました。
この記事に書いてあること
- 見て盗むのが、習い事の基本
- 服を作る方法の情報は、玉石混淆だと知ってほしい
- 良質な教材で、隙間時間に準備ができると、余裕が生まれる
パイピングなど難しいものほど、見て盗むのが習い事の基本
縫うことに慣れていない人、ナヤミちゃんです。
パイピングなんて、大嫌い!私がぶきっちょだからー!
上手な人がそばにいたら、習いに行くのに!
私は上手な人に習ったら、すごく上達するはずなのに、不運なのよぉ!
あなたのそばで洋裁を知っている人が、手年足取りマンツーマンで教えたら、すごく早く上達するとあなたが考えていたとしたら、それは習うことの根本を間違えています。
見て覚えた気持になっても、家に帰ると忘れちゃうってありませんか?
大切なこともそうじゃないことも、何だかフワッとしたイメージしか残っていなくて、実際に自宅のミシンだと上手く縫えないのは、情報を処理しきれてないからです。
教えてもらいながら縫って、手取り足取り頼って作るのでは、思考が追い付かないから、また同じ失敗もするし、完成はしても何も自分が身に付けられません。
パイピングで失敗するのって、全然普通のことじゃない?
あんなの、苦労するだけで失敗するもんじゃないのかな?
そうなんです!
私の修業時代のねじれた無惨なパイピングを見せてあげたいくらいです(>_<)
パイピングを縫うためにも、バイヤステープを正確に作る
見て盗むと、古来から言われているように、習い事も仕事も教えてもらおうとしても、身になりません。
特に経験値が必要な難しいものは、言葉やその場のアドバイスで縫えるようになっても、応用が利かないので、習っても自分の力になりにくいです。
しかし、見て盗むのは非常に長い時間がかかり、もったいない側面があります。
修業するとしても、現場で手取り足取り教えてもらえることはありませんし、何百枚も縫うような生活を何年もするなんて、非現実的です。
そこで、365回講座では失敗例を実際に行ったのを見せて、原因も解説します。
家事や育児の隙間で、潜在意識に働きかけます。
お教室で直に習うのもすごく大事ですが、忘れてしまっては何にもなりません。
動画を家事や育児の合間に、繰り返し見て脳に焼き付けることで、あなたは飛躍的に上手になります。
なぜなら、あなたの脳が作業手順を記憶するからです。
顕在意識では、手順を記憶してなくても
潜在意識は作業の手順も、出来上がりのビジョンも、
あなたが意識する以上に、潜在意識が知覚してくれるからです。
パイピングは目で見て情報を頭に叩き込むと上達が早い
パイピングとフリルをふんだんに使ったデザインのブラウスで、目から丈夫尾を取り入れる方式を可能にしたのが、1着sewingです。
パイピングはねじれて裏がグチャグチャになるし、
ループも上手くはさめないし、1度だって成功したことがないの。
私には才能がないんだわ!
ナヤミちゃんはパイピングが大嫌いです。
でも、ヌエルちゃんは自由にデザインに取り入れて、自分の想像通りのイメージに縫えています。
パイピングはやっぱり甘く優しいイメージになるし
大人服でも女の子服でも、デザイン映えがするのよね♪
この二人の違いは、どこにあるのでしょう?
潜在意識にまで焼き付かせるために、我々職人は、数え切れない枚数の服を縫い、修行し、記憶していきます。
でも、その場で記憶できるものは非常に少なく、良質な手順を忘れては失敗を繰り返してしまいます。
だから、修行に何年も要してしまうんです。
あなたは、手の動かし方を解説した動画を何度となく見ることで、苦労しないで目を養い、正しい作業を理解していくことができます。
またミシンをいざ踏もうとして、「アレ?」となった時には、ミシンの場所でもう一度動画を閲覧して、手順や手つきを見直せます。
その場で見直して、自分でやってみることを繰り返すことで、あなたは短時間で洋裁の基礎を、無理なく覚えていくことが出来ます。
パイピングなど含めて、服を作る方法の情報は玉石混淆だと知ってほしい
パイピングでもそうだし、布ループも、あなたが失敗してしまう理由の原因は、何に起因しているでしょう?
あなたが正しいと思ったソースにこそ問題があるとしたら、とても勿体ない話ですよね。
ネットの情報には、
- 正解もあれば、
- 真逆の全然間違ったものもあれば、
- プロから見たらぶっちゃけ、ぽかーーんとするほどの絶対NGまで
同じ”やり方”や”縫い方”として玉石混淆し、上手に縫える方法として存在しています。
信じてやったことが、そもそも間違っているってこと?
全部が違うとは言えないですが、構造上、全くできない情報も出ています。
布ループが縫えないのは、作り方の指南に間違いがあると知ったのは、30年以上も昔でした(笑)
そして、驚くことに今でも同じ作り方が本に掲載されています。
困ったことに、ネットに限らず、本などでも活躍している方の情報が間違ってることが多くあるのが現状です。
洋裁を教える多くの人が、縫う経験を積んでない、縫う分野の専門家の情報ではないからかもしれないです。
パターンの専門家は、縫いをそれほど行いません。
デザインをする人も、残念ながら縫うことに関して、プロではないのです。
逆に、縫うことに特化した縫い子経験がある人は、自分の経験が偏っている事が多いので、発信しにくいのかもしれません。
洋裁は、生地からの情報を正しく形に伝えて、創作される
生地をネット上で見ただけでは、そのクセを見抜くことは出来ません。
あなたが得ている情報が一番ダイレクトな情報であり、あなたほど状況脱出に適材の人物はいません。
縫っている本人が情報を正しくつかんで、適切な対処をしたら、誰にも負けることはないということです。
しかし質感やクセ、その他の生地が持つ性格を、判断するために基準になるものがない難しくなります。
多くの素材や、どうにもならない状況を乗り越えてきた
素材を選ばずに縫う専門のプロだからこそ、間違っていると指摘できることが多くあります。
洋裁に関する情報をサクッと取り出せる引き出しを多く持ち、いつでも応用問題が解けるようになると、解決するための逃げ道を常に用意することが出来ます。
服作りは長い工程を自分だけで進めなければならないです。
ここ一番という大事な局面でも、ミシンは繊細な精密機器ですから、ちょっとしたアクシデントで糸が切れたり、絡まったり、縫いがブレたりします。
その度に不運を呪っていては、楽しくありません。
是非とも、あなたには自己流ではなく、縫うプロに習って欲しいし、
良質な指導を受け、情報を選択することを間違えないで欲しいと願っています。
良質な教材で、隙間時間に準備ができると、余裕が生まれる
あなたはお子さんと、愛に満ちた心に余裕のある時間を過ごして欲しいのです。
お子さんを遊ばせ、ずっと密接に一時も目を離さずに、愛に満ちた時間を心置きなく過ごせる。
夢の愛の姿は、毎日続くと、けっこうな疲労です。
お母さんはお子さんをそばで見守っている時間がたくさんあるのに、自分だけの作業するほど、お子さんから集中力をそぐことは許されない、
時間があるようで自分のものではない、ジレンマの中で暮らしています。
そのジレンマは、待機しているからではないでしょうか?
したい事、やりたいことが出来ない。
または、その為の準備もままならない苛立ち…。
そうした苛立ちを抑圧しながら、お子さんと一緒にいると、あなたの神経を疲れさせ、いつしか自分が失われているように感じるのではないでしょうか。
ほんの少し家事の隙間時間に、お子さんの面倒を見ながら動画を観るだけで、脳が潜在的に作業を覚えていくのであったら
あなたの隙間時間は、可愛いお子さんのお洋服を作る準備時間になりますよね。
家事の細かい隙間時間を、次のより良いものを作るための、有効活用することができたら
お子さんと過ごす時間をより大切にしてジレンマより、面白さを感じられるかもしれません。
なぜなら、あなたがイメージを繰り返す予習や準備をたくさんしてミシンを踏む時に
あなたはきっと今までの自分と全く違う、良好な状況にいるはずだからです。
自分の生きている時間が、きちんと自分の成長の為にもなっている充実感を実現し、お子さんと一緒に大きく成長する人生を選びませんか?
早く上達しやすい正しい知識で、ミシンLifeを謳歌して欲しいと願っています。
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