こんにちは。「ずぼらでパリコレ」洋裁が自宅で学べる365回講座の小川タカコです。
洋裁が自宅で学べる365回講座では、お客様のお声を募集しています。
ご自身が出来るようになったことを、発言することは自分自身の中から純粋にわいてくる、強いエネルギーになります。
記事を読んで、自分を奮い立たせることが出来ました
前回にご紹介したmarianeさんからのご感想です♡
お気軽に出来ちゃった自慢投稿フォームからでも、小川に直接メール(ko-za55@nuitai.net)する方法でも構わないので、出来たことや嬉しい事、自慢などお声をお聞かせくださいませ~☆
今回はとだゆうさんが、三つ折りステッチが上手にかけることが出来た!ご自慢です✧♡
斜めにズレる原因と、ズレない対処を覚えよう
既製品のようにバシッと縫えるようになりたいのに、
私のは斜めにズレてしまう!
ぶきっちょだからだわ!
洋裁の基本
縄になってしまうことをコントロールできるようにならないと、どんな場所でもつまづいてしまいます。
洋裁では基本中の基本が、【縄にならず縫えること】です。
365回講座では、まず最初に縄にならないように縫えるために、何が必要なのかをお伝えしています。
縄になるというのは、上記の画像のように斜めにシワが入ることです。
しつけで縫いズレないように縫えば、縄になるのを最小限に防げますが、縄にならないように理論からちゃんと理解できると、しつけをせずに三つ折りステッチが既製品のように縫えます。
とだゆうさんは、5月にご入会したばかりで、初心者さんも全く問題なく洋裁を身に付けていけることの成功事例です。
ぜひ最後までお読みくださって、ヒントを盗んでいってくださいね^^
1枚の生地で三つ折りが縫えないと、衿やカフスなどは出来ない
脇線をまち針を打って縫うのは有りなのですが、、三つ折りにしたときに、縄になってばかりだと、ベルト付けも台衿も、ましてやパイピングなどは縫えないのです。
とだゆうさんのご感想をご紹介しますね^^
三折りステッチが美しく縫えたご報告(とだゆう様から)
先月から受講しまして、ギャザースカートを作りました!
三つ折りをまち針を使わずまっすぐ、縄にならずに縫うのを目標に縫いました。
うまくペタンと自然に折ったように縫えたのではないかと思います。
とだゆうさんが、ちゃんと理解してくださったんだなと分かる点は、
【うまく自然に折ったように縫えた】
この表現です.
生地に無理をさせて縫いつけてしまうのではなく、自然な風合いの状態で縫えるために、何をすればいいのかが解れば、パーツが増えたり難しくなっても、迷子にならずに済みます。
もう少しキワを縫ったほうがよかったなというのが反省点です。
表から見たコバステッチではなく、裏側に回る、折り目を縫う場合なので、キワを縫うよりもこのくらいしっかり縫う幅を保った方が、安定して見えます。
大成功ですよーー(⋈◍>◡<◍)。✧♡
まさに既製品の雰囲気に達しておられて、先月にご入会したとは思えないほどの成功事例ですね(*´▽`*)
自画自賛は大きな声で言い切っちゃう方が記憶に残せる
ありがとうございます(*≧∀≦*)
自画自賛し過ぎたかなと心配していましたが、お褒めいただけて嬉しいです!
とだゆうさんは、自画自賛し過ぎかもとご謙遜して書いていらっしゃいました。
でも出来たこと、出来るようになったことをハッキリ書いて、「こういうのが出来た!」と言えることは正しいご自身への称賛です(⋈◍>◡<◍)。✧♡
大いにこれからもご自身の発信や、私のサイトを使うなどして発言してくださったらと願っております。
出来るようになっても、忘れちゃうことがあります。
大事なことなんだけど、思い出せなくない…というよくあるアレです。
洋裁は積み重ねが基本なので、後から初歩的ミスをすると、大きな失敗になって、うっかりするとトラウマになったりします。
洋裁は積み重ね
経験したことを積み重ねるために
忘れないようにしたらいいのです。
良い意味で、忘れられない記憶にする行動をすば良いのです。
自分を褒めることを素直にできると、ストレスにならないとも言われます^^
良い記憶を増やして、積み重ねていくとドンドン自信にもなっていくので、ぜひぜひおススメです。
まち針を使っても縫えなかった三巻ステッチが縫えるのが嬉しい
以前まち針を使わず縫う練習をした時は、どんどん縄になってしまい
「こんなの私にはムリ…!」
と諦めていましたが、今回動画を見て練習して縫ったら、思ったよりきちんと縫えて嬉しくなりました!
けっきょく、どうして縄になるのかの理論がないと、まち針でいくら対策しても、トラブルを根本的に防げないため、後手後手になってしまいます。
まち針では解決しないコツを、活かしてくださったからこその出来栄えですね^^
きちんと地の目を通したという安心感があると、次のアイロンや縫製の時に余計な心配がなく集中できますね。
そうなのです!
次のベースに入った時に、その前の段階のヘルプをしなくちゃならないと、作業が複雑になり、あれこれ加減すると、うまく縫えません。
その作業だけに集中すると、格段に腕が上がるのをご実感いただけたのですね^^
私もとても嬉しいです。
【受講して…】収穫が初月だけでもたくさんある
初月の受講だけでもできていないところがたくさん見つかり、大収穫でした(汗)
手を動かす前と後でも動画の着目するところが変わったりして、何回も見られるのは本当にありがたいなと思います。
生地の声を聞くようにし、手作り感満載から抜け出せるよう練習していきたいと思います!
ありがとうございます。自分のペースでご自宅で受講できる一番のキーポイントは、動画を見たその場で、ミシンを自分なりに動かして、動画閲覧と同時に行動する、リアルタイムで学べるところです。
ミシンを動かす前に頭で想像して理解出来たと思っても、頭で理解しただけで手が動かせないのは、身に付いてないからです。
理解したとたんに、いきなり手が自然に動かせる方法はありません。
でも身に付けやすい状況に持っていくことは、可能です。
わからなくなって見直したときの記憶を、強く残すようにすると覚えられる
簡単に身に付けられる方法
手を動かそうとしてあれ?なんだったっけ?となるそのポイントを覚える
分からなくて見直しをするとき、頭の中では足らない情報を探していますよね。
情報が足りてないから、なんだっけ?ってなるので、その足りなかった情報を強く覚えるようにすると、情報の引き出しが増え、応用が解けるように洋裁の腕も上がります。
ミシンを縫う時の手つきについてのお悩み
ズラさず縫う手つきを真似して練習していますが、左右に(主に左に)ぶれることが多いです。
全体に均等に力をかけるよう気をつけながらチャレンジしていますが、一旦止めてから再度縫い始める時などにブレがちです。
これまで押さえ金のこっち側と向こう側の生地を引っ張ってピンとさせながら縫っていたので、ついクセで向こう側を引っ張って誘導したくなります。
たくさん練習するのが一番だとは思いますが、何かご助言いただけることがあれば、記事にしていただけると幸いです。
動画でご紹介した、この手つきですよね。
私も昔、足踏みミシンだったのでパワーが弱いため、手で引っ張るようにしていました。
別に悪い持ち方ではないのですが、引っ張って縫う手つきだけだと困ってしまう場面があります。
袖付けや衿など、逆カーブのパーツを縫い合わせる、逆カーブの時の手つきです。
私のお勧めする方法は、ミシンと自分の間に、左手(利き手じゃない方)を添えて、縫い代の先端をそろえます。
テキストで書くとわかりにくいかもしれないですが、講座の中で詳しく作業の度に繰り返しているので、そこは講座の動画を見てくださいね^^
逆カーブの時に、ミシンの押え金の奥の手と手前の手とで引っ張ると、袖付けなどの急なカーブが伸びる原因にもなります。
袖山のいせ込みなど重要かつハードワークもやりづらいです。
難しい縫い方に入る前に、何とか抜け出せるようになって欲しいです。
ミシンの練習をするためには
指の先端に力を入れて、ミシンの引く力と綱引きするのですが、2枚を縫い合わせようとするから集中が欠けてしまうのかもしれないです。
1枚だけで、出来上がり線を縫う練習をすると良いです。
これは、一括ご購入の方には特典に、一括ご購入の方だけのサイトにご登録し、動画解説している内容です。
要らない生地を真っすぐに切って、手つきを1枚だけで練習します。
2枚を縫い合わせようとするのではなく、1枚だけで手つきだけ集中して動かしてみてください。
2枚を縫い合わせる時よりも負担が減るので、手つきに集中しやすくなり、何が動きを妨げているのか消去法で探し出すことが出来ます。
返し縫いについて受講して良くなったこと、疑問点
返し縫いをきちんと重ねることに気をつけたところ、脇の縫い代と三つ折りが重なる部分も、いつもより薄く、段差に針が持って行かれることなくスッキリ縫えました。
「薄く縫う」基本をご理解いただけたからですね(((o(*゚▽゚*)o)))
あと、(365回講座の)動画では、ウエストの縫い始めと縫い終わりは返し縫いになっていましたが、洋裁本などでは始めと終わりを重ねて縫うので返し縫いは不要と説明されているものもあります。
返し縫いの方が解けにくいなどの理由があるのでしょうか?
これは、絶対にNGです。
あり得ないです。
返し縫いを少なくすると、品質が下がるので現場では絶対にNG!
私は高級な商品だけを専門に縫う縫製工業に、独立して15年くらいしてから修業に行きました。
その時に、出だしと終わりを2針だけしか返し縫いをしなかった罪で、公開処刑で厳しく叱られたことがあります。
ベルトの中に入るダーツだから、2針の返し縫いで軽く返して、ゴロっと厚くならない工夫をしてたつもりだったのですが、「商品価値がない!」と怒られ、社長から呼び出されて延々とお小言を賜りました。
返し縫いは3針で確実に
ほどけるかもしれない要素がある服は、商品としての価値がない。
私は、返し縫いを重ねて縫う重要さを身を切られるほどの羞恥で学びました(;^_^A
どうか現場とは違う、本の情報に惑わされず、意味のある返し縫いを迷わずに実践してください。
これからもずぼらでもパリコレをご贔屓に賜りますよう、宜しくお願い致します。
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