裁断が嫌いな方。
型紙がズレてしまって、悩みだという人はたくさんいます。
でもそれは、裁断がどうあればいいのかを知らないからです。
裁断を理解して、生地と仲良くなるためにまずきっちり裁断できるようになってください。
そうするだけで、縫うのがどれほど楽にあるのか、知ってみたら二度といい加減な裁断のものを縫いたいと思わなくなります。
プロがどうしてシャープで美しく縫えるのか、そのカギは裁断です。
パターンを生地にまち針で留めて、チャコで印付けをしているあなた。
無駄なばかりか、そのために縫えないということを知ってますか?
地直し・地伸しについて
「地直しや地伸しがわからなくて、詳しく載っているのがないからいつもモヤモヤしてしまう」
このような質問が大変多いです。
水通しって何だろう?とハマっちゃうと、それだけで憂鬱な気分になりますよね。
生地は買ってきた状態では、ノリが付いていることもあります。
コットンなどは、生地が水を吸って乾くときにかなり収縮するものも多くあるので、一晩とか水に付けたり洗濯機ですすぎだけしてびしょびしょの状態から干して半渇きにするなど、事前に処理をする必要があります。
この段階を踏まないで縫い合わせると、生地がそれぞれ勝手に縮んでいき、歪んでヨレヨレになることもあります。
水通しをした後に、何をすればいいのかわからない
水通しをした生地は収縮しているので、アイロンで地伸しをします。
簡単に言えば、しわくちゃになっているのをアイロンで縦と横を整えます。
その時に生地が歪んでいるか確認もします。
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