糸団子、鳥の巣・下糸絡みなど・返し縫いのトラブル防止方法

鳥の巣・糸団子 下糸絡み

こんにちは。「ずぼらでパリコレ」洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座の小川タカコです。

洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座では返し縫いを上手に縫う方法や、ご経験が少ない方でっも一気に作品が玄人はだしになるようなカリキュラムで洋裁の基礎をお伝えしています。

糸団子が下側に出来るのを、超絶カンタンに【完全に防ぐ方法】

「下糸が絡みついて団子になる」「糸団子」「鳥の巣」「上糸絡み」

皆さんのきらいなグチャグチャの糸ダンゴの正体は?

あなたも経験ありませんか?
ミシンをスタートさせようとして、ガガガガガ!と下側に糸が絡んだ団子になるの、しょっちゅう起きてしまいますよね。

返し縫い 糸団子 鳥の巣|洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座

縫うことに慣れていない人、ナヤミちゃんです。

ナヤミ
ナヤミ

ミシンが機嫌が悪いからだ~~! 私が不器用なんじゃない!


そんな風に感じている人もいるかもしれません。

糸団子、鳥の巣、上糸絡み呼ばれる、返し縫いの時に起こるトラブルは、仕上がりにも縫う作業にも、大きなダメージになります
この記事は、糸団子の返し縫いをあなたの作品から皆無にさせてくれる、超絶簡単な方法を解説します。

糸団子、鳥の巣、上糸絡みは、そもそも何?

糸団子、鳥の巣、上糸絡みの正体は、ミシンの上糸が犯人です。

下側に絡んでいるので、下糸に問題があると考えがちですが、上糸が縫う時のスピードに巻き込まれて、下側に拉致されてしまい、団子状になってしまうのが原因です。

もちろん、縫い目に糸を吸い込むのは下糸が長い場合でも、同様に下糸でも団子状態になります。

つまり、上糸と下糸が両方とも、長い状態で縫いをスタートさせると、大きな団子状になるということです。

糸団子、鳥の巣、上糸絡みになるときとならない時がある

糸団子、鳥の巣、上糸絡みになるときとならない時があり、そう簡単に信じられないと感じる人がいるかもしれません。

糸団子、鳥の巣、上糸絡みに、毎回なるなら犯人認定もしやすいですが、加減しだいで糸団子、鳥の巣、上糸絡みになる時とならないときがあります

ナヤミ
ナヤミ

今日は調子が悪いわ。ミシンの機嫌が良くないからかな?
お教室のミシンはならないのに、私はアホなミシンを買ってしまった!

と糸団子、鳥の巣、上糸絡みをミシンのせいにされてしまうかもしれません。

本当は良い子のミシンちゃん
本当は良い子のミシンちゃん

『解せぬ…。(-_-メ)』

ミシンがそう言っているかもしれません。

ミシンは高速で動く精密なマシンです。

この高速さがネックになり、運が悪いと糸団子、鳥の巣、上糸絡みが起きるタイミングがあるのです。

同じ条件でも、その時のタイミングやちょっとしたことで、糸団子、鳥の巣、上糸絡みになったりならなかったりします。

確率的に高い頻度で

  • 糸団子、鳥の巣、上糸絡みになるリスクがあるため、
  • 糸団子、鳥の巣、上糸絡みにそもそもならないような対処を
  • 習慣にした方が安全に縫えて、

糸団子、鳥の巣、上糸絡みから発生するほどきを少なくすることが出来ます。

糸団子の回避方法はとても簡単

糸団子、鳥の巣、上糸絡みを防ぐのは、「押さえ金で、上糸を踏んづける!」ただそれだけです!

悩ましい糸団子、鳥の巣、上糸絡みを追放するのは、ミシン糸を押え金の真横で踏むだけ、超簡単です!

糸団子回避の為に、押え金の横に糸を挟む、その理由は?

糸団子を防ぐために、押え金を上にあげた状態にして、先っぽをペコペコ押してみてください。

返し縫いが糸団子になる|洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座

この状態にして、先端を押してみると、ペコペコ動くでしょう?
押え金は生地の厚みを乗り越えるため、先の方は上に反って持ち上がり、後ろも少し持ち上げてあります。

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そして、後ろ側にスプリングを入れて、圧力の反動を和らげるように出来ています。
押え金の圧力は前の方にも、後ろにもかからないようになっています。

糸団子を防ぐには押え金の圧力を使う

上の画像でもわかるように、押え金は針の真横が一番強くなるように作られています。

ですから、糸を押え金に挟むのも、押え金の横方向にミシン糸をはさんでないと全く役に立ちません。
押え金の後ろにはさむと、タイミングによっては糸団子ができてしまいます。

返し縫いが裏側でも美しくする必要のあるステッチは、特に注意が必要です。

ステッチをかけ始める時は、糸団子、鳥の巣、上糸絡みを完全に阻止するため、ミシン糸を絶対に踏みつける必要があります。

糸絡み、糸団子は場所によっては大丈夫?

糸団子になる上糸を生地の下に巻き込ませないために
常に上糸は押さえ金で踏みつけるように、習慣にするのがいいのです。

が、人間そう簡単に習慣は身に付きません。
ですから、ステッチをかける時は糸団子になる側(下側の生地)の出来上がりを想像してください。

このステッチは、縫いはじめが見える場所だっけ?
縫いの中に入るステッチの縫いはじめだったっけ?

絶対に失敗は許されない場所
ダンゴになってもそのものが外へは見えない場所

想像して、
1ならば深呼吸して上糸を踏んで開始する
2ならば、ゆったりした気持ちで上糸を長くし過ぎないように…。
って、面倒すぎますよね!(;^_^A

糸団子や鳥の巣で悩まないで済む魔法の言葉

だから、返し縫いに限らず、
縫い始めのときに

「上糸は押え金の横で踏んづける!ピ!」
魔法の言葉をとなえてください♪
かなり早い段階で習慣化できます。私もそうやって習慣にしました。

何かの時はこう。そうじゃないときはしなくていい←これね、絶対に覚えないです。

こういうことにならないように、全部こうする!
その練習に常に励む。

いわゆる標準装備というやつです。

これが一番早く効果を感じられます^^
直ぐに糸ダンゴの忌まわしさから、解放されますので行動してくださいね。


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