🎀 コンシールファスナーって、なぜこんなにトラブルが多いの?
コンシールファスナーは、見た目がすっきりして上品に仕上がるので、ワンピースやスカートなどで大人気の部品です。
でも実際に縫ってみると「なんだかズレちゃう」「最後が合わない」「仕上がりがきれいにならない…」と、悩みが絶えない部品でもあります。
✨ なぜズレやすいのか?
ファスナーを縫うときは、まず「明き止まり」という終点まで縫います。
でも、専用の押さえ金(ミシンのパーツ)がどちらから縫えるかで状況が変わります。
- 片押さえの場合は、明き止まりまで縫ったら、くるっと回して下から上へ縫えます。
- 上からしか縫えないタイプだと、左右を逆向きに縫わなければならず、左右の長さをぴったり揃えるのが、とても難しいんです。

ファスナーには「引き手(スライダー)」を出すための小さなすき間を作りますが、このすき間の取り方が左右で1mmでも違うと…もうズレの原因になってしまいます。
プロでも「目で見て左右(ピンクとブルー)をまったく同じ長さにする」のはほぼ不可能。
だから多くの人がつまずきます。

💡 ズレる理由は準備不足にあり!
ファスナーを生地にそのまま縫い付けていませんか?
実はこれが一番のトラブルの元。
生地は縫うときに少し伸びてしまいます。
左右を同じ長さで縫ったつもりでも、縫い終わるとどちらかが伸びていて
「明き止まりがずれる」
「切り替え位置が合わない」といった問題が頻発します。
- ファスナーの土台布が左右で伸びてしまう
- ミシンで縫ったときに片方だけ長くなる
- 結果、上品に仕上がるはずのコンシールファスナーが台無しに…
こうしたトラブル、本当に多いんです。
🌟 でも、正しい準備があれば怖くない!
実はコンシールファスナーって、正しい準備さえできれば、
「上品さ」と「強さ」を兼ね備えた最高の部品になります。
普通のファスナーよりも縫い目が目立たないので、ドレスや日常着でも大活躍。
余計な資材も必要なく、縫い代に直接縫い付けられるので、とてもスマートです。
🧵 トラブルを一掃する方法、それは…「しつけ縫い」
私が行きついた答えは、とてもシンプル。
ミシンでいきなり縫わず、まず「しつけ縫い」で準備を整えること。
- ファスナーを付けたい場所に、順番どおり「しつけ縫い」をする
- しつけ縫いの段階で、ちゃんと金具が上がるか・左右が揃っているかを確認
- 問題がなければ、ミシンでゆっくり清書するように縫う
これだけで、ファスナーのズレやトラブルはきれいさっぱり解消します。
「やり方を知っていれば、だれでも同じ結果を出せる」
そんな方法を、講座では丁寧にお伝えしています。
🌼 まとめ
✔ コンシールファスナーは、準備を怠るとトラブル続出
✔ 左右をそろえるのはプロでも大変
✔ でも「しつけ縫い」でしっかり準備をすれば、百発百中の仕上がりに!
生地が厚くても薄くても、慌てず、確実に仕上げられるスキルを一度身につければ、どんなデザインでも自信を持って挑戦できます。
「ファスナーは怖い」と思っていたあなたも、ぜひこの方法でチャレンジしてみてくださいね✨
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「ミシンがない」「久しぶりで自信がない」という方も安心。
手縫いだけで、きれいにコンシールファスナーを付けられる方法を丁寧にお伝えします。
おうちで少しずつ進めたい方にもぴったりです✨

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しつけ縫いで万全に準備してから、ミシンで清書するように縫うので、
ズレやトラブルのない、プロ顔負けの仕上がりが実現します。

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