ベビー服ついて
皆さんこんにちは。ずぼらでもパリコレ 小川タカコです。
ブログを更新するのはとても久しぶりです。
管理画面が難しくなってわからなくなってしまって
放棄してました。
ところが!旧態に簡単に戻せる方法を教えてもらったので
また復活できるようになりました~~~(((o(*゚▽゚*)o)))
そんなこんなで、最近思うことを書いてみます。
ばあばデビューは、人生の中で希望と期待がきらめくものでしょう!
私は娘が3名いますが、残念なことにまだ孫はいません。
結婚しない~と2名が言っているので
孫の面倒で腰痛になる夢はかないそうにありません(笑)
服作りを始めるのが
ばあばデビューがきっかけになるのは凄く良く理解できます。
だって。
縫い子だったずぼらな私ですら、自分のものは縫わなくても
誕生する子供のためなら縫おうと思えたのですから^^
可愛いベビー服を縫いたい!って思いますよね~~!
私が縫ったのは、このタイプです。
エリがある、ドレッシーなデザイン。
ところが!
365回講座でも口を酸っぱくして何度もお伝えしていることですが
エリの仕立ては、高度なテクニックが必要です。
表エリが裏エリより大きくなければいけなくて
しかもエリがふんわり自然に身頃の方へ倒れてくれないと
顔面にかぶさってしまう危険があります。
私はプロですから、当然そんなことはお手の物だと自信がありました。
ところがです!
赤ちゃんの首は、すっごく細くて首のカーブも急なんです。
エリだって、身頃だって、凄く小さいのです!
大人服とは全く勝手が違ってました。
それでも基本的に同じだから~と、安易に考えて縫って、出来上がりも満足してました。
ところが着せてみたら、顔面にエリがかぶさって
それでなくても顔と胸が接近してて、凄く狭いあかちゃんのあご回りが
とっても窮屈になってしまいました。
赤ちゃんは、お乳やゲップ、よだれとか
お口やあごのお肌状況は最悪です。
繊細で敏感肌のあごに、服のエリがガサガサするのは
とても邪魔なのです。
上手に縫えていてさえ、下の画像のようにエリがお顔と急接近!
左側のエリは身頃側に倒れていますが
もしも、お顔の方へ上がってしまうエリだったら…
うっとおしい服になってしまいます。
赤ちゃんのお肌は超敏感。
ガサガサ、すりすりはできる限り避けてあげたいですよね。
えり付きのデザインでしたら
初心者さんでもあまり問題がないのが下の画像です。
右側のエリにしわが寄ってますが、これはご愛嬌のうちに入ると思います。
だって、赤ちゃんにとって、ほとんど問題がありません。
このデザインは、中心の重なりの所が
パイピングになっていなくて、薄く作ってあるのもポイントが高いです。
重なりが厚くなると、ゴロゴロして邪魔になるからです。
柔らかい赤ちゃんのお肌を考えて、素材選びをするように
着心地の点でも、赤ちゃんのお肌事情を考えて
デザインをそのまま作るのではなく
適切に修正してあげてくださいね。
本を頼りにしていますか?
![](https://nuitai.net/wp-content/uploads/2017/05/0ed64e646d9fec7de294090017920e00.jpg)
基本的な縫い方を理解していれば、アレンジは容易くなります。
365回講座はとても情報量が多く、勉強も大変ですが
・型紙はどうしてそうなっているのか
・そもそも型紙の数字は、どうしてその値になるのか
などなど。
型紙に書いてある情報を読み取れる勉強ができます。
そして製図の方法もわかるので、型紙を修正することが可能になります。
型紙をある程度自在に動かせるようなれば
既製服から型紙にする情報を読み取って、
自分なりの型紙を引くことが可能になります。
ここが重要です。
・本に出ている通り
・買った型紙の通り
与えられた形、サイズだけしか縫えないのは悔しいですよね(>_<)
もっと自由に
もっと自分の希望を具体化するためにも
型紙を自分で扱えるようになることが大事です。
型紙を自分のものにするとは?
ここでいう、型紙を扱うとは
原型から製図するとか
立体裁断をするなど
高度なテクニックを言うのではありません。
お気に入りの服を選んで
気に入っている個所をチョイスして
余っている部分は絞って
ゆったりさせたいなら切り開いて
自分が着たい大きさを実際の服から情報をもらって
それを型紙にする方法です。
365回講座とは
365回講座は、あなたのデザインへの夢をかなえられる講義にしました。
初級コースは、服作りに必要不可欠な基礎を学ぶ。
中級コースは型紙を理解するために
囲み作図の書き方や原型の書き方などの知識、
袖やエリの書き方を学ぶ講義です。
上級コースは、中級と入り混じっていますが
書いた作図を実際の型紙に作って、それを縫う講義です。
エリや袖の縫い方など、詳しく解説し
日常の服を縫う力を養います。
![](https://nuitai.net/wp-content/uploads/2017/05/0d5e1cee09ee4b0a01d755040ab523e7.jpg)
箱ポケットや二枚袖、ファスナー、ダーツなど
ジャケットにしなくても応用範囲が広い縫い方を取り上げています。
そして洋裁はとにかく奥が深いので、スカートやジャケットを課題にしながら
洋裁の大事な基礎を学んでいただくための、デザインでしかありません。
ジャケットを縫いたい人が学ぶだけのものではないはずなのです。
きちんと知識を得ようと考える方にお伝えしたくて365回講座を作りました。
そこをご理解していただけると嬉しいです。
洋裁を習うのに子供服は必要ない?
365回講座は途中まで子供服を教材にしています。
子供服を縫いたいお母さんのための講義なのではありません。
服は多くの生地を使うため、大人服はけっこう大変です。
大きすぎるので振り回すのも労力がかかりますし
大きいからズレが起きやすく、
しかも大きすぎるのでどこで間違いが起き始めているのかがわかりにくい。
子供服は小さいので急なカーブが多いため
縫うのは技術が必要です。
ごまかしたのが、発覚しやすいサイズ感なのです!!
上記に書いた赤ちゃん服のようにですね^^
さすがにベビー服は困難すぎるので
110サイズ~130サイズにしていますが
それでもエリ周りなどはカーブがとっても急なので
ちゃんとエリの処理をしていないと上手く縫えません。
失敗すると、実に悲惨になります。
失敗したのがわかりやすいから、教材として最適なのです!
365回講座を受講する方からのお声
![](https://nuitai.net/wp-content/uploads/2017/05/0ed64e646d9fec7de294090017920e00.jpg)
できなくて悔しい!
![](https://nuitai.net/wp-content/uploads/2018/06/de13871c6e7fd5937d66094204fe3be2.jpg)
そんなお声をお聞きしたこともあります。
![](https://nuitai.net/wp-content/uploads/2020/02/IMG_6017-1-scaled.jpg)
寝よっか^^
できない悔しさをちょっとだけ脇に置いて
なんでできないんだろうなぁとふわっと考えながら眠るといいです。
夜の間に潜在意識が、混乱した感情とは別に
何が違うのか洗い出ししてくれます。
なので、動画教材の力が発揮できるのです。
できないときは、その個所の動画を3回繰り返して観て、
後はお任せしてゆっくり眠りましょう!
リアルの教室と、格段に違う理解度を得られるのが動画教材です。
質問は受け付けていません。
その分動画で丁寧に解説しています。
わからないことを質問して頭で理解するより
何度も繰り返し、擦り切れるまで観て目で情報を得る方が早いからです。
新教材:着やせエプロン
そんな当店ですが
長くかかった着やせエプロンの教材も
私の担当する粗編集の仕事が終わりました。
編集の担当者さんが、更にチミチミと時間をかけて再編集して仕上げをします。
今回はサイトを別に作って、細かく区切って2分とか3分の内容ごとに
小まとめを付けて動画を見れます。
動画の内容をまとめたものと、動画が一緒に掲載してあるんです^^
小まとめで動画の目的がわかるので、
動画を見る時にも何のことなのかがわかりやすくなっています。
1回見たら理解できる説明と
何回でも見たい作業部分と分けてあるので、きっとご満足いただけます。
もう少しで販売になりますので
お楽しみにお待ちくださいね。
コメント