洋裁教室や独学でお悩みの方に自宅で学べる365回講座 ずぼらでもパリコレ 小川タカコです。
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洋裁教室や独学でお悩みの方に自宅で学べる365回講座 16でお伝えすること
シャツカラーの基本をマスターする
前の部分は見返しと身頃ではさんで、コバステッチで押さえます。
アイロンの折り山を強くつけるには…
どんなにミシンを上手にかけても、もっさりした出来上がりにしかならない。
縫うのが上手な人は多くいますが、アイロンの使い方が雑なために、縫ったラインを形にできないケースが多々あります。非常にもったいないことですね。
逆のケースは、意外に工場の中で見受けられるバージョンですが、縫うのが多少ゆがんでいても、アイロンのチーフがゆがみをカバーしてステッチの部隊に回してくれて、完成度が崩れないことがあります。
アイロンワークは出来上がりを決定する重要なポジションです。
衿などの形を作る作業では
- アイロンの当て方
- アイロンをかけたときにする大事なポイント
- アイロンの当てる面
などに細かく神経を使って、形がキリっと角は角に、直線は直線に、滑らかなカーブはゆがまないようにしていくことが必要です。
やみくもに「アイロンで何とかなるべ!」って、アイロンの熱でゴシゴシこすり、アイロンの蒸気をジュージューかけるという乱暴な行為は、生地に反乱を起こさせるだけです。
生地は傷み、言うことを聞いてくれないばかりか、クーデターさながらに反乱を勃発させてしまうことにもなりかねません。
あなたはアイロンの熱した面を触ってもなんともないですか?
熱くて飛びのくでしょう?
生地もアイロンは熱くて辛いんですね。
生地にやさしいアイロンを覚えると、形になりやすいだけでなく、失敗の痕跡をまっさらな状態まで復元することも可能になってきます。
アイロンの作業は面倒と思わないで上げてください。
あなたのグレードアップに欠かせないアイロンの使い方を、この後も何度も復習して少しずつ難易度を上げていきますが、ちゃんとやっていけば必ず覚え、身に付きますので一緒に成長しましょうね!^^
シャツ衿の縫いつけ
被り分量というのは洋裁の中で欠かせない思考の一つです。
フラップポケットがありますよね。
この一見して格好いいポケットは、とっても残念ちゃんです。
赤で入れた線のように、角が持ち上がり中央の方へ曲がっています。
(ステッチもねじれていますが、それもアレを使えば、全くねじれないのに…)と私は思うことしきりです。
この画像は商用利用可能サイトから拝借したものです。
この意味が分かりますか?
わざわざカメラマンが撮影して商用利用のサイトにアップする素材ですら、この程度の仕上がりです。
被り分量という思考で計算をして縫ってあれば、このポケットの完成度はもっとずっと良くなったはずですし、アシストのアレを使えば、こんな無残なことにならないで初心者の方だってもっと美しく縫えます。
襟をマスターすると、色んなデザインがなぜそうなっているのかが理解できるようになり、残念ちゃんが街にあふれているのが見えるようになります。
目が養われるからですね。
そうして目が多くの情報を得て、脳の中にある理論と結びついて、手が自然に動くようになるまで、どれだけ時間短縮したいですか?^^
私なら、最初の1か月内に手に入れたいと思っちゃいますね(笑)
あなたはどうでしょう?
シャツ衿のアイロン
- シャツ衿をはさみ縫いをして、
- 縫い代を細く切り落として、
- 縫い代に切り込みを入れアイロンします。
- 切り込みを入れるのが嫌いというか、
- おっかなびっくりで腰が引けて行うと、
- 切る角度がねじれたり、
- 斜めに入ったり
- 切り込みが足らないなど
良いことは起きません。
覚悟を決めて、先端まで切れるハサミで、
ゆっくりでいいので、正確に切り込みを入れましょう
後ろ衿ぐりは衿で身頃をはさむ
衿側に縫い代を入れて、ステッチします。
肩線の延長のところに切り込みを入れ、衿の向きを反対の衿側に立たせます。
このステッチは、前身頃の衿付け止まりからスタートさせ、後ろ衿ぐりを縫って、反対側の衿付け止まりまで一気に縫います。
衿付け止まり部分で、返し縫いをスリムにシュッと返し縫いをして、反対の前身頃のこの位置で返し縫いをします。
衿付け止まりの左右が完全に一致するように縫う事
衿付けで一番NGなことは、衿付け止まり(ボタンの半径)分が、左右同一の長さになっていないことです。
衿の根元を留めて、上と下、同じであること。
身頃から衿の先までも同じ長さでないと、不具合になり、非常に悪目立ちするので要注意です。
講座では、衿付け止まりの左右差をなくすコツや、衿の長さを同一にするコツを詳しく解説します。
このようにフワッと身頃に倒れてくる、自然な衿が正確に縫えるようにお伝えするので、衿の苦手意識に縛られていたあなたも、
何でもかんでも衿を付けたくなっちゃうほど、衿の面白さにハマりますよ^^
私は修業時代、丸首の仕立てのブラウスが一番嫌いでした。
シンプルな方が難しいのです。
その点シャツカラーは、衿と見返しと身頃だけで縫えるし、切り込みを入れて縫い代を逆転させる醍醐味もあり、面白さとしては最高に楽しいデザインです。
あなたもシャツカラー職人になっちゃいましょう!♪
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