アイロン処理
- トラブルに気が付くのが遅くなり、生地のダメージが復元できない
- 縫い代が欠けていることに気が付かず、後から修復が難しくなる
などの非常に残念な結果が待ち受けています。
少しでも早く形にしたい気持ちをぐっと我慢して、アイロンで型紙や裁断での作業のミスがないか、点検する気持ちで準備をすると、ミシンの時には何の問題も起きず、スイスイと気分良く縫えるので、絶対には巣瀬ない部分です。
ダーツの縫い方
体の丸みを持たせるため、ダーツはわずかにカーブを持たせて縫うと、美しく立体感が出ます。
どんな初心者の方にもできる、凹んだりゆがんだりしないで、滑らかなカーブが何本でも同じように縫える方法をご紹介します。
昨日ミシンを買ったばかりのお父さんでも可能な、誰にでもできる方法ですが、効果は絶大です。
ダーツは縫い縮んだり、ゆがみが出たり、ねじれたりすると、もう悲惨そのものです。
スカートのダーツだけでなく、斜めに縫うバストから脇へのダーツでも応用可能な方法です。
ダーツが大好きになれます!(o^―^o)
ダーツのウエストの測り方
私が40代の時に修業をした高級服専門の縫製工場で、ダーツを縫う部門に配属されました。
ノッチ(合印)の切込みと、ダーツ止まりまでを1時間で1着8本あるデザインで60~70着縫うノルマが課せられていました。
最初は単に縫うだけの仕事をしたので、ベルトを縫うい付ける段階になってから、大きさが全く合わず、大目玉を何度も喰らって、落雷が落ちたかというほどしごかれました。
そしてダーツを縫うのはウエストの寸法にあっていなければ、ダーツを縫ったことにならないんだということを身をもって知り、ダーツのアイロンをかけてもらって慎重に、しかもスピードも加えて縫うようになり、60~70着ものダーツを60分内に縫うことができるようになってました。
完成度の高い服とは、ダーツをもおざなりに縫わないことなのです。
私は工場の中で、悲惨なしごきに耐えながら身につけた方法に、もっと初心者の方でも可能なアシストを用いた方法を加え、ウエストを測りながらダーツの結果や出来上がりを想定する考え方をお伝えします。
後ろ中心接ぎとベンツ
- ファスナーの長さと、服の合印の長さはあっているのか。
- ベンツ明きまでの長さと地の目が正しいか。
ファスナーがあり下にはベンツがあるオーソドックスなデザインですが、実は危険をいっぱいはらんでいます。
その危険が大きくなる前に、一つずつ摘み取る気持ちで、確認する作業を丁寧にしていきます。
この後ろ中心の縫いだけで、後々苦労してしまう結果になることが多々あります。
あなたには失敗しない方法を覚えてほしいので、単純作業に思えるところに神経を使う思考を身につけてくださいね^^
ウエストの仮止め
縫う時にあっちも気にして、こっちも整えてなんてまだるっこしいことをすると、ゆがんだりぶれたりします。
シャキッと縫うために、準備をするんだということを知ってほしいです。
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