洋裁教室や独学でお悩みの方に自宅で学べる365回講座 18

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縫いズレないしつけの縫い方

縫いズレないしつけの縫い方
しつけ縫いをしてもミシンで縫ったらズレてしまうのはしつけの縫い方に原因がある
しつけ縫いをしてズレないようにする逃げ道を、いつも使ってほしくないので、こんな最後の方になるまでしつけ縫いのやり方を解説していません。

しつけで縫っても、ミシンにそのしつけ縫いの効果が反映されなければ、ただ単に動きやすい分だけズレて縫えてしまう、流される杭のようなものです。

ミシンは押え金で押え、下にある送り歯が後ろに引きずっていくので、そもそもズレて縫うように出来ているマシンです。
しつけを単に細かく縫っても、全くミシンに立ち向かえないのは、しつけがミシンと対応する強さを確保してないからです。

引きずっていくミシンと対抗するだけのしつけ縫いは、それほどの針数はいりません。
縫い方そのものをミシンと対応できるものに変えれば、ミシンは引きずっていけないので、あなたの狙った通りの場所を縫ってくれます。

ファスナー付け

ファスナー付け
しつけ縫いの方法が分かったら、ファスナー付けで早速実践しましょう!
初心者の方でも一回でファスナー付けが出来る、魔法のしつけ縫いの方法で、確実に正確にステッチがかけられます。

この方法は様々なところで応用が可能です。

  • パーツが増えて困ったとき、
  • 幾重にも重なってズレると予想されるとき、

いろんなところであなたの創作に強い味方になってくれるしつけ縫いの方法です。

感覚を研ぎ澄まして、しつけの針の使い方をぜひ活用してください!

ウエスト寸法の確認とベルト

ウエスト寸法の確認とベルト
ウエストの寸法を再確認し、ベルトとの調和が出来ているか見ます
ベルトは本体のスカートの上に、ベルトをふんわりと乗せたように縫われていると、高級感が出せます。
無理に引っ張って縫い付けたり、縫い付ける分が余ったからと言って縮ませたりすると、風合いが一気にダダ下がってB品決定です。

ベルトの良し悪しが品質を決める部分も多くあるので、特に注意をして神経を細やかに使いましょう!

ベルトの縫いつけ

ベルトの縫いつけ
ベルトの折った折り目の谷の、ちょうど良い生地の厚み分を考慮する
ベルトの縫いつけはいつも同じ場所を縫うのではなく、生地の厚み分を考え、ベルトと縫う場所の距離を考えなければいけません。

たとえコットンが素材であっても、厚地もあり堅さも考え、長と適している場所を縫う思考をいつも持ちましょう!

ゲタにしないベルトに縫うには

ゲタにしないベルトに縫うには
ベルトが下駄になってしまう要因を、最初につぶしておく
ベルトは台衿の時にも書きましたが、上前のファスナーの折り山とベルトの先端が、直線で真っすぐにつながるように縫います。

そのためには、危険要因を最初に徹底的につぶして、必ず直線になるように縫うとうまくいきます。

ベルトのコバステッチ

ベルトのコバステッチ
ベルトのコバステッチは、コバステッチの幅だけに集中できるように準備を入念に
ベルトのステッチで、裏側のベルトがねじれ、大惨事になってしまったことがない人はいないです。
どんなプロでも最初はみじめに、ぐちゃぐちゃになってしまった作品になり、がっかりする経験を持っています。

ここであなたは初心者の方かもしれないし、何着も何年も縫ってきたご経験があるかもしれません。
でも、きっとこういう思考で縫うことはしてないのではないかと存じます^^

絶対に外さない、失敗をしないように入念な下準備を行えば、ベルトのステッチは簡単そのもので、大大好きになれます。

もちろんこんな方法を縫製工場でやることはないですが、縫ったりほどいたりする不毛から、一発で抜け出ることが可能な、幅広く使える方法をぜひ身につけて、初心者マークは速攻で返上し、百戦錬磨の勇者のように腕を磨いてください。

なんのことはない、生地の気持ちになれって縫う準備をするだけです。
思考の方向をちょっと変えれば、ミシンlifeは楽しくてたまらないものになります。

そして、こういう思考が自然にできるようになると、苦手なところほど攻略するのが面白くなります(笑)

続きは富裕層から愛されるお洋服の作り方を書いています。

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