ジャケットに必須なポケットを箱ポケットから覚えよう
一番易しい形の箱ポケットを覚えましょう。
箱ポケットなら初心者の方でも失敗が少なく、身頃を切ってポケットにするやり方を覚えられます。
箱ポケットに慣れてから、もっと複雑な、紳士ジャケットのようなフラップをはさんだ玉縁ポケットもだんだん縫えるようになります。
箱ポケットもこのように、コツさえわかれば、柄を合わせて縫いズレもせずに縫えます。
箱ポケットの下側のブルーの部分が、表側に飛び出し過ぎないように、かといってコバステッチから外れない、【控えた】縫い方を覚えましょう!
箱ポケットは切り込むタイプの中で一番簡単とはいえ、ジャケットの大きなところへハサミを入れるので、失敗したら大変です。
この講座の中で、箱ポケットの講義に関しては特に情報を詰め込み、画像をふんだんに使って、PDFファイルも何枚にも書いて詳しい説明をしてあります。
動画も箱ポケットには、長い時間をかけ、手取り足取り、十分な時間でお伝えすることに専念しました。
身頃を切って、袋布を差し込むタイプのポケットは、一度覚えると、アウトポケットよりも全然簡単です。
表に出る部分だけに集中すれば、裏側は隠れてしまうからですね。
そういう意味で一重の裏なしの服は、実はシンプルで縫い代の状態もまる出しになるため、腕前が丸見えで難しいのです。
わざとコットンを教材の素材にお願いしているのは、織り糸の動きをよく観察する目を育てて欲しいからです。
ミシンの針の下は意外に遠くて、拡大画像のように大きく見えるわけではないのですが、職人は顕微鏡で見たように、織り糸とミシン糸の動くに神経を使ったイメージをしています。
ほんのちょっとのズレでも、すぐに察知して対処をすれば、そんなことの気配が合ったことさえ感じさせない仕上がりが可能です。
箱ポケットのPDFは画像を多用して詳しい解説
初心者の方でも取り組みやすいものにしてあります。
- 箱ポケットの角をツンととがらせる方法や、
- 縫い付ける時に一直線に縫うためのアシスト
- 箱ポケットの下側の縫い代を割って、すっきりした仕上がりにする
などなど、細かい部分で動画ではお伝えしきれないところを、PDFに画像を多く入れ
どの部分のことを言っているのか、まるで囲んだり、→などで見やすくしてあります。
箱ポケットが自信が持てるようになると、いろいろな形のポケットに挑戦したくなると思います。
一直線に箱ポケットを縫い付けるアシストの方法は、別の形の時にもきっとお役に立ちます。
ぜひ身につけてよく使う引き出しの中の目立つところにしまっておいてくださいね^^
様々な場面で応用が要求されるのが洋裁なので、多用に使えるスキルが引き出しから出しやすいところに整理されていると、冷静に対処してミスを少なくできます。
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