カギホック、スナップ付けも高く売れる価値のある服にするために
工場の市販品ではできないところに手をかけ、絶対的な存在感を
他者や競合を突き放して独り勝ちが可能になるのはごく自然なことです。
お客様も周りの人たちにご自慢できる商品で
「どこで買ったの?」と称賛を浴びる嬉しがらせをして差し上げられれば、必ずリピートします。
価値のあるところに手をかけて、コストダウンのものと同じ場所で戦わないことを考えていけば
富裕層の方々からも愛され服が創作出来ます。
高く売れる価値のある服にするために
簡単に機械で作業したものは、コストダウンできる商品です。
あなただけの付加価値を付けるのであれば、手間暇をかけるところはきっちり見せびらかせるものにしましょう!
手縫いで縫う価値は、大量生産の商品では太刀打ちできないクオリティーになります。
ファスナーの色は分かりやすくするために、茶色を使いました
裾まつりでもクオリティーの勝負で他者を寄せ付けない
時間がかかって、面倒なものですが、
手で縫うからこそ表に響かない縫いが可能です。
ロックの上から普通にまつり縫いをする
ロックの幅をめくって、奥をまつり縫いする=より高級
織り糸の2本くらいを丁寧にすくうコツを覚えると、まつり縫いがあなたの作品を惹きたてる、さらなる武器になってくれます。
縫い方はそれほど難しくなくて、手の指fを上手に動かし、裾の端をミシンの押え金で挟んで引っ張って縫うことで時短と正確さを得られます。
まち針の先端にすくった痕があるのですが、こんなに拡大してもほとんど分からないでしょう^^
ウサギのしっぽの横にある、花の柄の両端に、ち、ち、っと、微妙に穴が凹んでいるように見えますよね。
これがまつり縫いの後です。その後アイロンの蒸気でふんわり膨らませてあげると、この痕もほとんどが消えます。
奥をまつり縫いをすると、足や着ている時に引っかかって、まつり縫い糸が引っ張られる事故がなくなるので、ジャケットなども奥まつりの方が断然合理的です。
ベンツは裂けやすいデザインだからこそ、技を仕込む必要がある
ベンツは直角に縫うものだと思っているかもしれませんが、縫い止まりから真横に縫ったベンツは、ちょっと衝撃があると裂けてしまいます。
縫うことに慣れていない人、ナヤミちゃんです。
直そうと思っても、ベンツって直しようがなくて、裂けたのをかがって縫っても、その上がまた裂けちゃう!
ベンツは一度裂けてしまうと、力が分散されなくて、同じ場所に集中して傷が広がるばかりになります。
プロはそういうことがないように、中を縫う時に裂けないために分散する工夫をします。
この知識があると、裂けたベンツのお直しも出来るようになります^^
お気に入りは長く着たいですし、オーダーしてお納めしたお洋服ならなおさら、ベンツが簡単に裂けてしまったらクレームが起きてしまいかねません。
長くご愛用していただけるお洋服にするために、オーソドックスなタイトスカートですが、552分もの時間を使ってあなたにお伝えしたいものがあります。
どうか最初の時から、最後の時も、そして時々でも見直しをして、どんどん吸収してください。
とても大事な要素を全力で詰め込んであります。
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縫う時の工程の順番の参考になります。
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