こんにちは。「ずぼらでパリコレ」洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座の小川タカコです。
洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座では、STEP3でバイヤステープと見返しを使って、カーブの強い子供服の裏側の始末を教えています。
洋裁の初心者さんの方が勘違いしてしまう、初歩的な失敗についての2回目です。
衿ぐりや袖ぐりなど、曲線になっているところは、そのまま2つ折りして縫うことができない理由と、無理に2つで折ると何が起きるのか前回お話しました。
もしご覧になってない方は、ぜひご一読くださいね。
洋裁をプロのようにシュッとした仕上がりで縫うために洋裁は基礎が大事
洋服を縫うのはあまり経験がないんだけど、プロの縫ったのみたいに、シュッとした出来上がりにしたいなと願うのは、ミシンを扱う人なら誰しも同じです。
でも、ミシンというのはなかなか食わせ物で、そう簡単に思い通りの形に縫えませんよね。
服は裏側から見て、キリっと縫えていると表側も美しい出来上がりになります。
表側から見てきれいに見えても、裏側がグチャグチャだと、ぱっと見では気が付かなかった粗があちこちと感じられるのはそのためです。
あなたがもし、プロのようにシュッとした印象の服を作ろうと考えていらっしゃるなら、裏側の始末の仕方を覚えるのが一番早い近道です。
ネットで作品を販売しようとしている方、もしくは販売をもう開始しているけど、製作時間と完成度のレベルにお悩みだとしたら、あなたは覚える順番や方法を間違えています。
順番も方法も違うのでは、手作り感から卒業するのは難しいです。
時々、私の公開の動画で勉強してくださって腕を磨いていますという、ありがたいメッセージを頂くのですが、私も教材を販売する立場なので、キモの部分は有料ですから、穴の開いた情報です。
そこはご了承くださいね。
あなたの創造力やご経験からヒントを探し出していただけるように、出来るだけ無料で出せるものにヒントをちりばめていますが、あなたがもし、初歩的なことでしょっちゅうつまずいているような製作をなさっているのだとしたら、有限でいつ明日が来ないかもしれない人生の時間を、無駄に費やしていると言わざるを得ないです。
洋裁は動作の連続のため、とぎれとぎれの情報では圧倒的にミスが連発する
厳しい言い方になりますが、洋裁は動作の連続です。
本やイラストなどで自分流のやり方で、自分ではそこそこ縫えているような気がしていても、本当に基礎が分かってないとしたら、相当な時間のロスがあり、仕上がりも手作りな印象を与えるものになってしまうことでしょう。
洋裁の基礎知識もなくて、ドレスの型紙を買った。
型紙と糸があれば、後は精神力で何とでもしてやるんだと
若いパパにメッセージいただいたことがあります。
ヨットの帆を風に受けて疾走するのを自分もしたくて、大枚はたいてヨットを買った。
停泊場所も確保した。
後は根性で、風と帆の動かし方を実践で身につけるだけだぜ！
そんなふうに言われたら、ちょっと笑っちゃいますよね。
それよりも、航海技術も経験値もないのに、勝手に船を出したら遭難します。
洋裁の迷子になるのも同じで、基礎が分かっていたら絶対にやらないはずのミスを、こういうものだと思いこんで繰り返していることさえあります。
洋裁はミシンという機械を相手にして、様々な生地の素材を縫う仕事ですので、精神論では全く歯が立たないところがたくさんあります。
バイヤステープは市販で手に入るけれども使いこなすのはすごく難しい
その代表が、バイヤスの扱い方です。
バイヤステープは市販のものは堅いので要注意です。
バイヤステープはたくさん市販されているので、洋裁をしたことがある人なら、必ず買った経験がある品物ですよね＾＾
色とりどりのテープは見ているだけで楽しくなります♪
ところがここに落とし穴があります。
市販のテープは堅いので、扱いの処理が難しいのです。
誰でも簡単に縫えるように、市販のバイヤステープはパリッとした感触がしますよね？
素材が少し堅い生地なので、首筋や袖ぐりの敏感な場所だと、肌荒れを起こす場合もあるリスクがあります。
でも素材の堅さ以上に、曲線になじみにくく、アイロンでクセ取りをしてもなかなか強情で、イセを入れにくい性質を持っています。
プラスしてお値段が割と高めなので、量を使いたい時はお財布に空っ風が吹きすさぶことにもなりかねません。
仕上がりがそれほど良くなくて、ぱっと見で素人さんが縫ったもの餡だなぁと感じさせてしまうのに、予算はすごく食うなんて、非常にもったいない話です。
バイヤステープが同じ生地だと違和感がなく、クオリティが上げやすい
裏側がちらっと見えたら、全く別のバイヤステープが縫ってあって、如何にも手芸店の物だなぁとわかるようなのでは、手作り感満載のイメージしか与えられません。
そこでバイヤステープを表地と同じ生地で自作する方法となるのですが、バイヤステープメーカーは一癖も二癖もあって、均等にアイロンの折り目をつけることができないため、ミシンで縫う時に非常に神経を消耗させられます。
神経戦に打ち勝っても、やはりゆがんでいるものを縫い付けようとするといろんなところに気を配って縫うので、失敗しやすい状況になり、一番大事な内径と外形の計算をしないで縫ってしまうことにもなりま兼ねません。
青の部分と赤の部分との差が、富士山のようにあなたの意識にイメージしていることが大事です。
大きな差をムリして縫うと、青の部分がもりっと持ち上がって、曲線が直線化して、非常に着づらく、また格好も良くない作品になってしまいます。
バイヤステープを自作するときに注意する事
バイヤステープを均等の幅で直線でしっかり作ってあると、ミシンでの作業はすごく楽になります。
今までの神経戦で消耗させられていたのがウソのように、簡単に縫えるようになって狂喜しちゃうくらい、仕上がりも抜群にアップします。
そりゃそうですよね。
道なき道をジープでドスンバコンとシートから飛び上がるような凸凹の砂漠を走る不快さと、
高速道路をエンジンの高性能な車で加速も全然負担がないような車では、その差は歴然です。
バイヤステープは道なき道を進むようなリスクが大変高いので、プロが縫っても消耗戦に陥りやすいです。
同じ幅で、縫い代の部分さえも均等に真っすぐのバイヤステープがあれば、縫うことに集中できるのでミスも減り、神経を消耗させる不快さを味わう必要もなくなります。
このような縫い代がグチャグチャにマ満員電車状態になっていても、とがらせてすっきり縫うことが可能です。
バイヤステープは曲線に使う時は必ずクセ取りのアイロンをする
バイヤステープをいきなり縫うやり方がネットでちらほらお見掛けするので、びっくりしてしまいます。
バイヤスを曲線に使う場合は、必ずアイロンで丁寧に丸くなれのおまじないをしましょう。
出来る限りヘアピン状態で、全部にクセ取りをしておきます。
バイヤステープは柔軟なので、やりすぎてもすぐに戻ってしまいますから、形通りにアイロンで正確にカーブを作ってもほとんど意味がありません。
単純に、丸くなれ～。丸くなれ～～とおまじないを込めて、アイロン作業をした方がお得で時短にもなります。
生産の現場では、スピードこそが命ですから、正確さ、仕上がりは当たり前の標準装備で、その上にスピードを加算するのはプロの世界です。
あなたが何度もほどいて天井を見上げたり、腕を組んでため息をついているとしたら、その時間は人生の損失です。
洋裁の基礎を自己流で時間の損失をずっと続けていくのはもったいなくないですか？
限りがある人生を、家族と向き合う大切な時間も犠牲にして、基礎を学ばず、自己流で上達しようとするのは大変もったいないことです。
あなたの今を輝かせるために、再現性の高い教材で洋裁の基礎を一刻も早く身につけて、もっと周りの人たちと幸せな時間を過ごしたり、もっと高級感あふれる素晴らしい作品を作ることを目指して欲しいです。
バイヤステープを永久に買い続ける予算よりも、自作のバイヤステープで美しい作品をサクサク縫えるように安る方がずっと賢くないですか？
折り目が均等にできるバイヤステープの作り方は、洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座では特典として、サービスしています。
もっと詳しい作り方や縫い方は、1着sewingの教材で詳しい解説をしています。
お値段は税込み¥ 37,692 です。
それでこのようなブラウスの作り方の基礎が全部手に入り、しかも自作テープの作り方も詳しい解説で、誰からも称賛されるような作品に必要なバイヤステープの作り方を身につけることができます。
バイヤステープの自作を完璧にできるようになる情報は有料なので、お伝え出来ないですが、均等に直線で作ったバイヤステープを作る方法はそれほど難しくありません。
難しくないというよりも非常に簡単で、今までの苦労は何だったのかと言いたくなるほど、サクッと出来る方法です。
すごく早く縫えるうえに、仕上がりも安定しているという事を頭の中に入れて動画をご覧ください。
バイヤステープの縫いつける時に注意すること 動画
バイヤステープを使って安易に品質を下げていませんか？
洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な、24時間自宅で学べる365回講座と1着sewingはセットでお勉強していただくと、相乗効果が高いのでお勧めです。
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縫う時の工程の順番の参考になります。
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