こんにちは。「ずぼらでパリコレ」洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座の小川タカコです。
洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な24時間自宅で学べる365回講座では、裁ちばさみの使い方も何度も繰り返しお伝えする重要事項です。
縫い代の分厚いところは裁ちばさみで薄く削ぐ
洋裁の基本は1cmが最少の縫い代幅と決めてしまうと、やりやすくなります。
後から切り落とすことにはなりますが
- もしもの時に足りなくなったり、
- 折るのも不安定になるので
- 台衿などの細いものでも、1cmの基準を守り
- 縫い代はほとんどの場合、どこでも最少を1cmに決めて、縫ってから細く切り落とす方が無難です。
どうしても細いものを縫う時は、
パイピングなどの出来上がりの幅が最初から、細い場合のみです。
台衿付きシャツカラーなどの分厚い縫い代を直角にハサミを当てて切った場合
この画像のように縫い代に対し直角に裁ちばさみを充てて切ると、切断面は同じ幅で切り立った崖のようになります。
縫い代が分厚いときは裁ちばさみを寝かせて切る
この画像は最初のと違うのは、上に見えている裁ちばさみの刃の部分を、衿の下にある指にあてるように、縫い代に斜めに裁ちばさみが当たるようにしています。
削ぐように切っています。
縫い代が断崖絶壁の切り立った崖のようになると、その後にステッチをかける時に、押え金がぶれやすくなります。
厚みのある縫い代があって、7mm弱に切り落としてあるので、押え金がグラグラしてしまうためです。
ミシンは繊細なマシンなので、ちょっとのことでも不調になります。
- 上糸が切れたり、
- 糸調子がたわんだり
- ステッチがよろめいたり…
ちょっとしたことなのですが、ミシンは過剰に反応してしまう時があります。
縫い代を階段状にする効果は絶大
- 押え金が安定して、ステッチがかけやすい
- アイロンに当たるのも分散され、焦げたり、アイロンの跡が分散される
- 着用後にもこすれに強く、生地が傷みにくい
せっかくなら縫ったりほどいたりしないように、事前に対策をしていきましょう!
あなたもミシンちゃんも、そしてアイロンにもストレスが少なくなります。
アイロンもガックンと切り立った落差には
とがった部分に強く当たります。
- 焦がしやすくなったり、
- 汚れの付着など
- 着用後もこすられるのが分散されないので傷みやすい
などの様々な負のスパイラルが発生します。
ちょっと手をかけてあげるだけで完成までのリスクを最小限に減らせるとしたら、すごくおいしい話じゃないですか?(⋈◍>◡<◍)。✧♡
そして完成後のアイロンにも、なだらかな縫い代の始末をしてあるお洋服は、アイロンがけがしやすいんですよ。
縫う時にアイロンがしやすかったのと同じで、完成後にもなだらかなバリアフリーは永遠にそのお洋服の価値を高めてくれます。
ずっと着用していると、衿ぐりの内側の後ろの部分が、最初に傷んできますよね。
なだらかなバリアフリーは、こすれることで起きる生地の傷みにも、効果があり長く着用できる効果だってあるんです!
動画でも解説しましたが、コットン程度であればハサミを寝かせて切る程度でいいのですが、もっと分厚い素材の時は、2段階に分けて縫い代に段差を作って、薄く削ぐ仕立てにします。
縫い代に段差をつけて高級感を作る仕立て方
では、動画をどうぞ
洋裁教室や独学でお悩みの方に最適な、24時間自宅で学べる365回講座と1着sewingはセットでお勉強していただくと、相乗効果が高いのでお勧めです。
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縫う時の工程の順番の参考になります。
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